はっちとまこっちゃん その1

今年度2組目&3組目のきやま留学!

ニックネーム・はっちは、沖縄在住の大学生。地元・串間(宮崎)の町に本屋をつくりたい!とクールな夢を持っています。今まで「博多より南には来ることがなかった」というはっち。初基山にして初佐賀ですね!ようこそ~!

まこっちゃんは、佐世保で暮らす大学生で、若い世代に政治について考える機会を創出する活動を行っています。ゆくゆくは地元の小値賀島に戻り「島を引っ張っていく存在になる」と、頼もしい限り!私は、未来の小値賀町長を基山にお招きしたのかもしれない……ありがたや!

この二人、何を隠そう九州移住ドラフト会議2024で基山の球団「基山たくらみごとパートナーズ」が指名した2選手です。共通の目的は「基山を訪れ、地域の方と交流し、一緒に何かできるか考える」こと。となれば、町に点在するいろんなおもしろい人たちの話を聞いてみましょう!レッツ・フィールドワーク!

ようこそ基山町へ!

アイスブレイクは、基山町の風景を見てもらいつつ現状と背景を考察。…なんて堅苦しいものじゃなくて、普通に散策です。まずは吉祥寺(きっしょうじ)に行きました。真言宗の古刹で、創建は1474年!境内に入る階段をのぼってすぐ右手にある見事な梵鐘は「世界平和の鐘」。広島や長崎の原爆投下地や沖縄ひめゆりの塔の土砂を用いてつくられたとか。今回、この「世界平和」というキーワードは、私たちが出会うべくして出会った言葉になりました。よくあるフレーズだけど、地域にリサイズして見つめる機会はそうそうないもの。以降、脳内に世界平和を抱いて地域交流は進んでいくことに。

この吉祥寺には「御浄土巡り」といって、本堂の真下に設置された地下通路を歩く体験ができます。そこは外からの光が届かない『真の暗闇』。壁づたいに少しずつ歩みを進めた先に、あたたかい灯りが…。正式には「御浄土参り八十八ヶ所御砂踏道場」と呼ばれるこの空間、足元に四国八十八か所の砂が敷かれたパワースポットなのです!ここを通ると長野市の善光寺を思い出す私でした。

出発のキーワード「世界平和」を手に入れた一行は、次へと進みます。お寺が多い町・基山町。その全体像を知るためにも、もう一つの対照的な寺へとご案内~!…っと、その前に腹ごしらえしましょうかね~

駅前の基山モール商店街にある食堂「さくま」。ちゃんぽんが人気の同店で、メンバーのはっち絶賛でした。私はかつ丼。これも旨し!です。全メニューは試してないけど、たぶん何を選んでもおいしい予感。おすすめのお店ですよん。パンダのレンゲ置きがかわいい。

PM。

瀧光徳寺(りゅうこうとくじ)は、中山不動尊をご本尊とする中山身語正宗 (なかやましんごしょうしゅう)の寺。比較的新しい1921年の開創で、真言宗がルーツです。西日本最大級とも言われる広大な敷地を擁する境内には、大本堂や五重宝塔など荘厳な建造物が点在しています。このスケール感は、コンパクトな基山町において特殊な存在と言え、案内すると皆さん一様に驚かれます(なんて案内しがいのある寺でしょう!)。

実は、基山町には立派な五重塔が二つもあります。瀧光徳寺のものと本福寺(ほんぷくじ)のもの。どちらもロケーション含めて見ごたえ十分なので、基山町を訪れたらぜひ両方に足を運んでいただきたいところ。

偶然見つけた碑文の解読に必死になる一行。そして「なんだあの帽子は」と目に止まったらしいお寺の方とご挨拶。いつもお世話になってます八坂さん!ありがとうございました♪八坂さんと私は、昨年11月にイベント「寺deフェスinきやま」を一緒にやりました。瀧光徳寺の大駐車場や信徒さんの宿泊所を使って、音楽やマルシェ、ワークショップなど盛りだくさんの内容で実施したんです。1500人以上が来てくれて喜んでくれたので、また一緒にやりたいねって話をしているところです。地域に開かれた寺!未来を感じるなあ。

<つづく>

はっちの書いてくれたnoteをご紹介します!
初めて訪れた基山への愛を感じます!ありがとう、はっち!!
https://note.com/hikitabooo44/n/nb69968867f0c